インド出張
1月27日(土)よりインドに出張します。
主にデリーとジャルカンド州を訪問します。
地図は、亜細亜的世界さんのブログを参照しました。
デジタル大辞泉の解説によると・・・
インド中東部にある州。土地所有権などで抑圧されてきた非アーリア系のサンタル人やムンタ人らが州設置要求を重ね、2000年にビハール州南部が分離して成立。州都はラーンチ。
とにかく情報が少ない州です。情報をお持ちの方教えてください。。。
目的は日本財団の笹川会長に同行し、グローバル・アピールを発表することとジャルカンド州を視察し、州首相に生活困窮のハンセン病回復者への年金増額の陳情と差別撤廃の啓蒙活動を行う予定です。
グラスルーツからトップレベルまで、世界でおそらく最もハンセン病に対して幅広く活動している笹川会長は、80歳近い高齢ながら年の3分の1は海外出張しています。ハンセン病関連の出張ではいつも同行させてもらい、そのエネルギーを真横でいただいています。
例えば、インドのハンセン病患者・回復者が集まって生活するコロニーを午前中に訪れて(政府の役人はまず来ません)、そこに住んでいる人から直接話を聞きます、午後には州の保健大臣のところに直接会いに行って住民の要求を伝えます。大臣はその場で年金を上げることを約束してしまうこともあるのです。世界広しと言えど、こんな現場はなかなかないと思います。
グローバル・アピールについてですが、日本財団は 2006 年から毎年「世界ハンセン病の日」(毎年1月の最終日曜日)にあわせて、ノーベル平和賞受賞者、宗教リーダーや人権擁護団体など様々な分野の代表者らの賛同を得てグローバル・アピールを発表してきました。今年は「誰もが参加できるインクルーシブな社会の実現」を理念に活動する、障害者インターナショナルの賛同を得て発表します。
世界ではいまもなお、多くのハンセン病患者・回復者及びその家族が偏見や差別によって苦しみ、教育、就職、結婚、その他社会参加の機会が制限されることがあります。「グローバル・アピール」とは、このような差別は人間としての尊厳を侵す不当な人権侵害であることを広く社会に対して訴えるものです。
こちらをご参照ください。
帰国は2月5日の予定です。